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「残業削減の即効薬は1つにあらず」

2017年6月8日

日本労働組合連合会(連合)が現場社員1775人に対し「どうすれば残業を減らせるかと思うか」について実施した調査が発表された。

1位  適正な人材配置を行う             55.6%
2位  上司による労働時間の適切な管理      25.7%
3位  ワ-クライフバランスの意識改革          24.0%
4位  会社との話合いで職場環境を改善      23.0%
5位  意味のない会議やミ-ティングを減らす   22.4%
6位  残業規制の法律、ル-ルを新たに作る   21.1%
7位  労働者自身が仕事にメリハリをつける      13.9%
8位  長時間労働が評価される風潮をなくす    13.5%

「適正な人材配置」が群を抜いて1位になっている。残業が多い現場で社員を増やせば各自の負担は減るはずだが、その業務に特定の技術や資格、経験が必要な場合は簡単には増やせないのと、人手不足が顕著な昨今では人員補充がそもそも難しい。
2位以下が団子状態なのは、残業を減らす正解は1つでないことを意味している。

以上

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